「道は星に聞く」。NP1のリリースを見て去来したもの。

1990年の6月、衝撃的なキャッチコピー「道は星に聞く」でデビューしたのが、カロッツェリアのAVIC-1です。

当時はコピーライターという職業は今でいうYoutuber的な新職業として注目が集まっていて、「コピー一行一億円」とか平和な時代でした。当時パイオニアはオーディオ・ヴィジュアルとカーナビゲーションのイケてる会社として、わたしは認識しており、この初号機は買えませんでしたが、カーナビなら絶対カロッツェリア、とブランドを妄信しておりました。


白飛びしてひどい写真ですが、E46 330iに自分でインストールして、日夜星に聞いていたわけです。道は俺に聞け的な裏道の達人が車つながりの友人にいまして、彼曰く「僕の(裏道)ナビと変わらんレベルの案内するな、こいつ!」と、委託お褒めの言葉をいただいたのが昨日のように思い出されます。

当時、GPSというと、今の5G以上の技術インパクトでした。LocatioなんてGPSを積んだPHS通信のできるPIM(今でいうスマートフォン)があって、嬉しそうに買いましたしね。

20世紀の話はさておき、パイオニアのNP1の続きです。
そもそも、ドライブレコーダーはBMWの車載カメラをドライブレコーダーにするサービスでいいや(ドライブレコーダーは標準装備ですか?| BMW.com Japan)と思っていたのですが、NP1のリリース記事をたまたま見かけて、「道は星に聞け」に傾倒していた時のことがフラッシュバックしたわけです。

BMWでもう一度カーライフを楽しむとしたら、相棒はパイオニアのナビが必要だよね! とは思うものの、さすがにサイバーナビを後付けするのも無理筋なので、このNP1というのは「道は星に聞く2022」として、実にツボにはまるプロダクトとなった次第。

そういう意味で買う前提で色々見てみると、
  • ドラレコ性能は前後センサーはSONYのSTARVIS CMOS
  • 低コストで独立した社内Wi-Fi環境構築
  • 上記通信を活用するクラウドサービス
  • スマートフォンアプリとの連携
などなど、2022年にふさわしいトッピングもいろいろついています。この辺の機能が実際どうなのか、はおいおいレポートさせていただくとして、BMWとPioneerのカーライフを彩るダブルブランドがそろって嬉しいな、というお話でした。


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