車選びのone more thing 2022 #010「役者は揃っていない」

みなさん、ごめんなさい。ミスリードをしてしまいました。

X7は確かに伏兵でしたが、残念ながら家の駐車場に収まりません。今日もテレワーク中に行政書士さんが車庫証明の現地調査で家の駐車場を計測して帰ったんですが、現状のXC90でギリギリ、X7は確実に10センチ以上はみ出ますね。

収まったら買うのか? と問われたら、とても欲しい、けどショート版でいい、です。
え、ショート版? はい、X5です。

まぁ、最初からX5 40d前提の車選びでもありましたし、当然の結果に帰着したというところでしょうか。Eirさんをはじめ昔からの車仲間のメーリングリストでやっていた「さて、私は何の車を買ったでしょう?」的なレトリックゲームを思い出して調子に乗ってしまいました。

思い返せば、先週の金曜日に社長と出会い(はーと)、土曜日にXC90の査定とX5の最終見積もりをもらい、日曜日に契約です…。その間、いろいろとついていたんだろうと思っています。最終裁量者であろう社長さんに「期末なので、価格頑張る宣言」をもらい、X7の横にX5(当然40dではなく35dですが)が在庫で並んでおり、XC90が親孝行プライスになって、結果、当初の予算枠に収まってしまったわけですから。

営業氏曰く「最近の平均商談日数は1.5日」だそうです。BMW調べなのでしょうが、最近の顧客はあらかじめネットで調べてコンフィグで仕様検討し、ディーラーには実車確認と試乗、見積に訪れて、早々に契約していく、みたいです。輸入車の場合、インポーターが売れ線をあらかじめ発注ないしは在庫しておき、そのリストをもとに商談を組み立てるのが一般的だと思いますので、その傾向が強いのかも、です。これはBMWしかりVOLVOしかり。

そんな話を聞くと、メーカーなりがサブスクなりで直接ユーザーと契約するのも、そんなに遠い話じゃないのかな、などと。VOLVOのディーラーのビデオでC40についてJapanの社長が語っていました。

「ユーザーはほかの人より高く車を買うことに抵抗がある。同じ価値のものを同じ価格で手に入れたがっている。そのためにはメーカーが値引きをせずに直接車をお届けするのが、最もユーザーにフェアな姿勢だ」と。

とはいえ今のBMWの販売量と顧客数を考えると、そのような姿勢はなかなか難しいのだろうと思います。人はフェアでありたいと同時に得をしたいと思う生き物ですからね。


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