車選びのone more thing 2022 #003「古巣のBMWへ」

 さて、いろいろと前説を書き終えたので、本題というか行動開始です。

選んだブランドはBMW、メルセデス、ランドローバーなのですが、悲しいことにランドローバーはお隣の県までいかないとディーラーがないので、いったんランドローバーは忘れることにして…。

一番近いのはメルセデス・ベンツのディーラーなのですが、ずいぶん前に一度GLKと旧C Classを見に行っただけで、ほぼほぼ一見さんという状況もあって、なかなか敷居が高いですね。ましてやコロナの渦中でもあり、これまでみたいに「通りがかりにカタログもらいに来ました」的なアクセスができるのかどうかも不明。通りがかりのショールームを見ると、GLEもGLEクーペも展示はないようです。

なので最初に行ったのは、旧知のBMWディーラー。と、この辺の行動体系から、今回の車選びはあんまり積極的じゃないな、と自分でも感じる次第。VOLVOのXC60はわざわざ隣県まで越境して見に行ったというのに…

平日の午前中なのもあって、ディーラーにはお客さんはおろか、営業氏もおらず、展示してあったX4にフラフラ近づいていくと、受付のお嬢さんが声をかけてくれました。「X6とX4に興味があるのでカタログをください」と告げ、展示車を見ていると、年配の男性が近づいてきます。

「すいません、今、営業が出払っておりまして」と、差し出された名刺の役職は「代表取締役社長」。

ちょうどX4の運転席の具合を確かめていたところだったので、「座ったままで失礼します。わざわざご丁寧に…」などと、挨拶を交わし始めたところで、「あれ? 社長さんって、最近変わられた?」

「あれは親会社でして、わたしは雇われ社長です」

ああ、なるほど。このディーラーは、輸入車販売やエネルギー系の事業を手掛ける企業グループの子会社でした。

「昔、〇〇さんにお世話になったんですよ」と、旧知の営業氏の名前を出したところ、

「〇〇ですか! 彼は私が面倒見たんですよ!」

そんな感じで共通の知り合いの話題に興じつつ、過去に3台ほど3シリーズを購入して、今はVOLVOに乗っている話などに及ぶと、「ぜひBMWに戻ってください! 期末ですし頑張ります!」と社長に厚く言われてしまった私の明日はどっちだ。


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