車選びのone more thing 2022 #004「BMW X4」
その日のディーラーに展示されていたのはX3、X4に新しい4のグランクーペにiX3(他に1、3、5などなど)。目当てのX6は納車待ちの整備前のものが1台バックヤードにあるのみ。
まずはX4です。前に座って、後ろに座って……。
うーん、なんていうのか、あまり引きを感じないじゃないですか。マイナーチェンジ後のモデルでiDrive7仕様となっているので、iシリーズを除けば最近のモデルとそん色はないはずなのに、何かが物足りない。まず、全体に小さく見えるサイズに違和感が。
X4。
全長 | 4,765mm |
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全幅 | 1,920mm |
全高 | 1,620mm |
XC90が下記の通り。
全長 | 4,950mm |
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全幅 | 1,960mm |
全高 | 1,775mm |
単純に数字で比較すると、全長で-185mm、全高で-155mmですが、さらに全体のシェイプも絞られているのもあって、さらにスマートに見えます。その辺がX4の立ち位置なのでは承知しつつも、実物を目にすると、これじゃない感が。X4は走っている姿を斜め後ろから見るとすごくハッとするのですが、実際間近で見るとそのスタイルに少し物足りなさを感じる次第です。
その点X6は、下記の通り。全体のボリューム感が2回りほど違う感じです。
全長 | 4,945mm |
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全幅 | 2,005mm |
全高 | 1,695mm |
運転席のポジションを合わせてみますが、SUVらしい見晴らしよりも、予想通りちょっと背の高いクーペ的な視界になります。前もしかり、特に後方視界が。そのまま後席に移動しますが、お尻を落として首を45度ほど曲げないと乗り込めないルーフの低さと、背筋を伸ばすとほぼなくなるヘッドクリアランス。こちらは想像以上にタイトなものでした。後席は日常的に家族が乗り込むので、この乗降性とヘッドクリアランス、そして低く落とされたシートゆえの視界の悪さは… 家族のクレームの種になることは必定。
納車状況を聞いてみるとM40iはほぼ望み薄、20dなら在庫ありとのこと。ふむ。
そうそう、X4のリアリッドってプロペラマークを押すと開くんですね。あれはかわいいかもしれない。
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